僕の転職はビズリーチのおかげで成功したと言っても過言ではありません。
このページでは、ビズリーチにあなたの職務経歴情報を登録する際に、どこに・何を・どのくらい書くのがよいかを紹介します。
「ビズリーチの広告をよく見るんだけど、どうやって活用したらよいか分からない」
「ビズリーチに登録する際に何を書くべきか知りたい」
という方の参考となる記事になればうれしく思います。
あなたの職務経歴をビズリーチに書く時のポイント
それは転職支援会社(エージェント)の担当者が行う検索にヒットするようにすることです。
なぜかというと、転職エージェントから声を掛けられるようになると、応募先の企業の選択肢が格段に広がりますし、あなたが自分では探し出せなかったような企業に巡り会える確率も高まるからです。
ビズリーチと契約している転職エージェントは数多くあります。
僕の場合ですと、ジェイ エイ シー(JAC)リクルートメントやリクルートという転職エージェントのおかげで内定が得られました。
また、あなたと同じように転職を希望してビズリーチに登録している人もたくさんいます。
それでは転職エージェントはあなた(の職務経歴書)をどのように探し出すのか?
検索ですよね
僕自身は転職エージェントの経験がありませんので、ビズリーチがどのような仕組みで運営されているかは知りません。
ですが、たくさんの転職希望者の中から求人ニーズに合った人物を探し出す方法は検索以外に考えられません。
ビズリーチに登録する個人情報は何があるか?
ビズリーチ公式ページ 職務経歴書登録画面より抜粋
ビズリーチに登録するあなたの個人情報は上図の赤枠で囲った10項目(※)です。それぞれの項目の記述量が結構ありますので、初めて登録する時はかなり骨の折れる作業です。
ですが、このタイミングであなた自身が今までのキャリアを振り返り、整理することは、あなたのキャリアの棚卸しになりますし、あなたの志向(何を目指すか?)の明確化にもつながります。
書類選考や採用面接でも必ず役に立ちますので、しっかりこれらの項目について考え、入力することをおすすめします。
- 基本情報
- 希望条件
- 職務要約・スキル
- 職務経歴
- 学歴
- 表彰
- 語学力・海外経験
- 資格
- 特記事項
- フリーフォーマット
※上記の項目は今後変わる可能性がありますので、以下の記事を読む前にビズリーチのサイトで確認しておくことをおすすめします。あなたの作業が無駄にならなように♪
ビズリーチに登録する個人情報の中で特に大切な項目
僕の体験で言うと、以下の4つがとても大切だったと感じています。
なぜかと言うと、エージェントや企業の面接官からここに書いた内容について聞かれることが多かったからです(実体験)
- 職務要約・スキル
- 職務経歴
- 特記事項
- フリーフォーマット
ここからは僕が実践したこれらの項目の書き方の具体例を紹介します。
職務要約・スキルの書き方
過去20~30年分ぐらいの自分の職務を時系列(古い順)で要約して記述します。この項目であなたのキャリアの全体像を示すようにします。僕は約1,000文字ぐらいで要約しました。
職務要約を記述する際は、箇条書きにすると転職エージェントに読みやすくなります。転職エージェントは毎日のように求職者の情報を読みますので、読み手に負担のかからない書き方を心がけるとよいでしょう。長文が多かったり、段落が分かれていない構成ですと、読み手に負担がかかります。
流し読み程度でも職務要約が頭に入るような構成にすることがポイントです。
例.
① 所属した会社ごとに、1,2,3、・・・と番号を振る。
② 所属した会社で異動があった場合は(1)、(2)、(3)・・・と番号を振る。
最初に各会社・部門に所属していた時期と期間を付けておくと、在籍期間(=当該職務の経験年数)が一目で分かりやすくなります。
例.1.前職(1997年4月~1999年3月)
(1)〇〇支店営業1課 2年
なお、ビズリーチの職務要約やフリーフォーマットでは、会社名や個人名が特定できるような情報は記述できないルールとなっていますので、ご注意ください。
職務要約では、あなたがそれぞれの会社や部署で担当した業務と、その業務で導き出した成果を端的に記述すると良いでしょう。
例.
AAに従事し、新しいXXのスキームを立ち上げた。
BBを担当し、前年度比YY%アップの成果を導出した。
職務要約では、あなたの個人的な気持ちや感想は不要です。なぜなら、企業の採用担当者や転職エージェントは、あなたのキャリアにおける客観的な事実(=担当業務・成果)をまずは知りたいからです。
職務経歴
直近10年間ぐらいの職務経歴について、詳しく記載していきます。
主な記載項目は以下の通りです。
- 会社名・所属部署名
- 職位
- 担当業務
特に大切なのは担当業務です。
- 何を担当したか?
- その業務の目的やねらいは何か?
- あなたの役割は何か?
- 期間、関わったメンバーの人数は?
- どのような成果(定量・定性)を出したか?
- あなたは実際に何をしたか?
これらを順に書いていきます。
特に大切なのは、「成果」と「あなたが何をしたか」です。
なぜなら転職先の企業の採用担当者は、仮にあなたが入社した場合にどんなメリットがあるかを「これまでのあなたが導き出した成果とそのための行動」で推し量るからです。
逆に言えば、あなたを採用することに対して採用担当者がメリットを感じなければ、書類選考に通過することは難しいでしょう。
特記事項
特記事項は何も書かなくても構わないのですが、僕は自己PRの欄として活用しました。
どちらかというと、転職エージェントや採用担当者にあなたの人柄を伝える欄として活用できます。
例えば、あなたが普段仕事をする際に大切にしていることや価値観(例.スピード感、オープンなマインド、目標必達)などを書いても良いと思います。
その際に、「どうしてそのような価値観が大切だと感じているのか?」「それが応募先の企業にどのようなメリットをもたらす可能性があるか?」を具体的なエピソードを交えて記載すると、リアリティが上がります。
フリーフォーマット
特記事項の欄と同様にフリーフォーマットの欄もMUSTで記載する欄ではありませんが、僕は職務経歴の補足情報欄として活用しました。
ここまでの内容をまとめると以下の構成となります。
①職務要約・スキル(全体像を示す)→②職務経歴(直近の職務経歴の詳細)→③フリーフォーマット(職務経歴に書ききれなかった詳細情報)
①②③と進むにつれて、徐々に情報が細かくなっていくようなイメージでまとめていくと良いでしょう。
ビズリーチへの登録方法【まとめ】
ひとつの記事としては、かなり長文となりました。ここまでお読みいただきありがとうございます。
おそらく転職希望者の多くの皆さまが
「えーー、こんなにたくさん書くの?」
と感じたかも知れません。
ですが、事実として僕はこのくらいの分量を書きました。
また、この作業(=自分のキャリアの棚卸し+今後のキャリアの志向性の明確化)をしたことによって、面接官からの質問に対する回答で困ることがありませんでした。
従って、ビズリーチに登録する際は、一つひとつの項目をできるだけ具体的かつ数値化しながら記載しておくことをおすすめします。
そうすることによるあなたのメリットは2点
・複数の転職エージェントから声を掛けられる可能性が高まる(僕は10社以上のエージェントから声を掛けられました)
・職務経歴や実績の具体化によって「書類選考に通過しやすくなる」「リアルな内容を面接時に語れる」。これにより合格率が高まります。
ビズリーチのマイページ登録は一日で完成させる必要はありません。少しずつ書いていけばOKですので、まずは直近の担当業務から棚卸ししてビズリーチのサイトにまとめていきましょう。
僕の仮説ですが、職務経歴書をしっかり作っただけでビズリーチ登録者の上位20%ぐらいに入る(企業から声を掛けられやすい人材になる)のではないかと思います。
残りの80%ぐらいの人は、直近の所属ぐらいしか書いておらず、職務内容も抽象度の高い書き方になっているため、箸にも棒にも掛からない状態なのではないかと思われます。
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