転職市場において、TOEICはコスパ&タイパ最高の資格です。
その理由は、TOEICスコアアップのために費やしたコストや勉強時間に対して、得られるメリットの方が遥かに大きいからです。
僕の経験で言うと、730点のスコアを取って3か月ぐらい経過してから、ビズリーチ経由で企業やエージェントからのスカウト数が1.4倍ぐらい増えました。
50歳で外資系企業のシニアマネージャーの内定を得られたのも、TOEICスコアが一因だったと思います。
労働条件通知書で前職の1.5倍以上の月給が提示された時は
「何か罠があるのでは?」
と思ったぐらいです♪
という訳で、転職するなら730点以上のTOEICスコアを持っていた方が圧倒的に有利です。
ここまで僕が力説しても、TOEICの勉強を本気で始める人は10%以下でしょう。ましてやTOEICの勉強が3か月続く人は数%でしょう。
だから、TOEICで高スコアによりあなたは転職市場において優位に立てるのです。
正直な所、「20代、30代のうちに、730点以上取っておけば良かった。」と思うぐらいです。
そのくらい、転職においてTOEICはコスパ&タイパの良い資格です。
ムリ・ムダ・ムラのない試験対策をすれば、TOEICで730点以上のスコアを取ることはそれほど難しいことではありません。(50歳の僕でも730点取れたことが実証済み)
このページでは、600点代だった僕が4か月の勉強で730点を取った時の勉強法を紹介します。
・年齢40~50代の転職希望者
・大学受験で英語の勉強を(少しは)した方
・TOEIC550~650点ぐらいの方
・中学校で学んだ英文法は、ほぼ理解している方
・高校で学んだ英文法は、一部忘れている方
TOEICで730点取るために必要な参考書・問題集は3冊だけ!
僕がTOEICで730点を取った時に使っていた教材は3冊しかありません。
≫公式TOEIC Listening&Reading 問題集
わずか3冊の本で自分の人生が劇的に変わるって、すごいことですよね。
逆に、これ以外の教材は絶対に購入しないでください。
理由はシンプルです。TOEICに必要のないムダな勉強をすることになるからです。
自宅に他の英語教材があったとしても、開かないでくださいね。
TOEICで一番大切なのは語彙力(ボキャブラリー)です
僕の経験と仮説ではありますが、いろんな教材に手を出す人に共通の強化ポイントがあります。
それは語彙力(ボキャブラリー)の弱さです。
「あなたは自分のボキャブラリーにどのくらい自信がありますか?」
大学受験を経験した人でも、先ほど紹介した「金フレ」をパラパラめくってみると、730点レベル以上の単語は、記憶があやふやな単語が多いのではないでしょうか?
参考書や問題集を何冊も持っている人にありがちなのは、語彙力を上げるための勉強が圧倒的に不足していることだと思います。
どの参考書も中途半端なやり方になっているため、いつまで経っても「ちゃんとした(≒TOEICで高得点を取るために必要な)語彙力が身に付きません。
単語の意味があやふやですと、TOEICで730点以上取ることは難しくなります。
TOEICで語彙力(ボキャブラリー)が最も重要なのはなぜか?
TOEICに限らず、英語学習で最も基本となるのは語彙力ですが、ここではTOEICの世界においても、なぜ語彙力が重要なのかを説明します。
短いセンテンスのリスニングでは、1語でも分からない単語が出たらアウト!
Part1、Part2は、問題文が短いので、1つでも分からない単語があると文意を正確に把握しにくくなります。
また、知らない単語が出てくると、他の知ってる単語にも影響がでてしまい、全体として何を言ってるのかさっぱり分からなくなることもあります。
問題文を速く読むためには語彙力が必要!
なぜかと言うと、分からない単語があると、意味を類推するために同じ文を2度読み・3度読みしてしまうからです。
これが、TOEIC本番では時間の大きなロスとなります。
2度読み・3度読みで時間を使ってしまうと、短い時間で大量の問題を解く必要があるTOEICでは致命的です。
600点ぐらいの実力の方ですと、リーディングの最後の15~20問ぐらいは時間切れで解けずに塗り絵(解答用紙に適当にマークすること)することが多いのではないでしょうか?
これは語彙力が圧倒的に不足していることが原因です。
問題文を速く読めないと、リスニングの正答率にも影響が出る
Part4のリスニング問題で選択肢の英文を読むスピードが遅いと、次の問題文が読まれるまでに解答しきれなくなってしまいます。
なので、英文を読むスピードはリスニング問題の正答率にも影響します。
730点を超えるためには、Part5対策が必須
TOEICのPart5は、リーディングセクションの最初の問題です。
Part5は空所補充形式の問題で、文法と語彙力が問われます。
730点以上のスコアを目指すあなたにとって、Part5を解く時間の目安があります。
それは
Part5の30問を10分以内で解くこと
です。
なぜかと言うと、Part7の長文問題に時間を費やしたいからです。
仮にPart5で20分も30分もかかってしまったら、Part7(リーディングセクションの最後の長文読解問題)を解き切ることは不可能です。
30問を10分で解くためには、1問当たり20秒で解いてマークする必要があります。
従って、条件反射的に解けるようになるまでの勉強(というか訓練)が求められます。
と言うと、すごく大変な感じがしますが、僕がやった勉強法は2つしかありません。
それは、先ほど紹介した1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急と公式TOEIC Listening&Reading 問題集を繰り返し解くことだけです。
この勉強方法により、僕は文法問題の正解率が毎回90%以上となりました。
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