「市場環境が悪化したため、目標達成は困難でした」
「他部署との調整がつかず、プロジェクトが遅延しました」
転職面接の場で、さも論理的であるかのように「スマートな失敗の言い訳」を並べるミドルシニアが後を絶たない。
私はたくさんの応募者と面接を行ってきたが、こうした「お行儀は良いが、当事者意識の欠片もないサラリーマン」に出会うたび、私は内心で深い溜息をついている。
彼らに欠けているのは、LINEヤフー会長の川邊健太郎氏が孫正義氏を評した
「いかがわしさ」
すなわち、常識や前例、体裁に囚われず、泥をすすってでも目的を達成する
「圧倒的な当事者意識と執念」だ。
大企業で出世競争を勝ち抜いてきた40代・50代ほど、傷つかないようにスマートに立ち回り、失敗した時の予防線を張る「サラリーマン仕草」が身についている。
しかし、断言しよう。
そんな綺麗にまとまった人材に、社外の企業が1,000万円以上の高年収を提示することは絶対にない。
私が550万円の年収アップを勝ち取ったのは、「いかがわしい突破力」を売ったからだ

私が50代で転職し、年収1,250万円から1,800万円への大幅アップを勝ち取った際、採用企業の役員からこう問われた。
「我が社が長年解決できなかった、硬直化した組織と古い評価制度を、あなたならどうやって変えるのか?」
私はスマートなフレームワークや人事理論など一言も語らなかった。
代わりにこう答えた。
「綺麗事では変わりません。抵抗勢力となる幹部とは個別に差しで飲み、泥臭く本音をぶつけ合います。」
「それでも動かない人間は、私が悪者になってでも異動させます。泥をかぶる役はすべて私が引き受けます」
役員はニヤリと笑い、その場で採用が決まった。
経営陣が本当に欲しているのは、教科書通りの正論を吐く「コンサルタント気取りの管理職」ではない。
事業が失敗しそうになった時、手段を選ばず、なりふり構わず、執念で軌道修正できる「起業家マインド」を持った実務家なのだ。
孫正義氏のような「良い意味でのいかがわしさ(=常識破りの突破力)」を持った人間だけが、市場で法外な高値で取引される。
綺麗事を捨て、年収を爆発させる「起業家マインド」3つの体得法

あなたが「大企業病のサラリーマン」から脱却し、企業が喉から手が出るほど欲しい「突破型リーダー」に生まれ変わるために、今すぐ以下の3つのマインドセットを叩き込め。
「失敗の言い訳」を自分の辞書から抹殺せよ
事業やプロジェクトが頓挫しそうになった時、予算や他人のせいにするな。
「もしこれが自分の個人事業ならどうするか?」を考えよ。
手段を選ばず、人脈をフル活用し、泥臭いプランB、プランCを即座に実行するはずだ。
その「当事者としての執念」を日々の業務で示せ。
「社内の常識」を疑い、外の基準で動け
「うちの会社では前例がない」
「稟議が通らない」
などという社内ローカルの言い訳は、市場では1円の価値もない。
社内の古いルールを壊してでも成果を出す、その「いかがわしさ(=常識に囚われない強さ)」こそが、あなたのポータブルスキル(持ち運び可能な能力)になる。
職務経歴書には「修羅場をどう泥臭く突破したか」を書け
「新規事業の立ち上げに成功した」という綺麗な結果だけでは誰も騙せない。
本当に書くべきは、「頓挫しかけたプロジェクトを、どのような執念と泥臭い打ち手でV字回復させたか」という、あなたの「泥かぶり実績」だ。
企業はあなたの「成功パターン」ではなく、「逆境での悪あがきの質」を見ている。
泥をかぶる覚悟がないなら、今の会社で飼い殺されろ

耳の痛い真実を言うが、40代50代になってまで
「失敗して傷つきたくない」
「泥臭い仕事は若い世代にやらせたい」
と考えているなら、今すぐキャリアアップなどという幻想は捨てろ。
今の会社で「お行儀の良いおじさん」として、若手の邪魔をしないように静かに定年を待つのが、あなたにとっても企業にとっても一番幸せだ。
しかし、もしあなたが「自分の力で組織を動かし、もう一度ビジネスの最前線で爆発的な成果を出したい」と願うなら、今すぐスマートなサラリーマンの仮面を剥ぎ取れ。
孫正義氏のような、圧倒的な執念と突破力。
それを持った時、あなたの市場価値は「代替不可能な絶対的存在」へと跳ね上がる。
その覚悟がある者だけが、1,500万、1,800万という次なるステージへの切符を手にするのだ。


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